高校野球春の十勝支部予選は白樺学園高校が帯広北高校を破り二年振り6回目の道大会出場を決めた。
白樺学園は先発した右の本格派宮浦が好投!抑えのサウスポー村上も1イニングを抑え完封リレーした。帯広北は嘉藤→原→青野→井下→山本と5人の投手で継投するも、白樺打線につかまった。
序盤にエラー絡みで与えた失点と三回に5点を献上し、流れを食い止める事が出来なかった。一方白樺学園は、自慢のフルスイングが野手の間を抜く鋭いヒットと盗塁等の機動力も使い初回から優位に試合を進めた。帯広北の田中捕手も二盗をかなり阻んだが白樺打線が右に左に猛打炸裂となり勢いを止める事は出来なかった。
今大会は、投手の成長ぶりが目をひきました。白樺学園の宮浦・田甫、帯広北の山本、帯広工業平尾、帯広農業陶久、南商業高橋、一冬越して成長著しく感じた投手です。打線においてはストレートが少し早くなると対応出来てない感じがしました。素振りをたくさんしているのでしょうが、ヘッドスピードがアップするトレーニングの導入が急務かと思います。
守備においては、カバーリング等の一つ先のプレイが成されていないので、接戦になれば必ずそういう所が勝敗の分かれ道と思います。走塁は好走と暴走は紙一重です。その場の状況に応じた走塁が求められるでしょう。
さて、春の道大会は今月28日・札幌円山球場にてスタートします。そして、夏の支部予選は6月22日から開催されます。閉会式の好評で森川審判部長が述べた様に『夏までの1ヶ月で、練習に励んで一回り大きくなって帯広の森野球場で会いましょう!!』と言う事です。三年生に取っては泣いても笑ってもカウントダウンです!!