ベースボールスクール スタート!!
いよいよ9/2(日)から『十勝ベースボールスクール』がスタートしました。中学校三年生で高校へ進学しても野球を続けたい人が対象で今年は第六期生となります。既に入会は40名くらいなのですが、第一回目は畜練の模試ともぶつかり参加は6割の24名でした。今月より3月までの毎週一回4時間程度練習や紅白戦を行います。 硬式野球の基礎・基本を学ぶと共に高校野球のマナーや心構えをしっかり伝えていきます。また体力・筋力強化、そして他校の生徒との親睦や交流も目的としております。
初回の昨日はスクールの目的や方向性を説明しました。まず考え方を中学生から高校生にする事。中学生の考え方や気持を排除して新しく高校生としての考え方と気持を持つこと。ベースボールスクールに来ている時は『ベースボールスクール高校一年生』としての気持で挑み、参加している生徒は皆、同じ高校の仲間だということ。それらの話から始めました。
また、スクールの三つのルールでもある①返事は大きな声でハイという。②三歩あったらダッシュする。③道具を大切にする。等も説明しました。大きな声で返事が出来ないと常にプレイ中に大きな声、つまり元気もでなく、大きな声・元気の必要性を説明しました。【元気】というのは何故だすのか?と生徒に聞きました。皆、うまく答えられませんでした。【大きな声・元気を出すのは】①自分のモチベーションを上げたり緊張感を和らげる。②味方に勇気を与えたり後押しする。③相手を威嚇しプレッシャーを与える、等です。おそらく小・中時代に「声をだせ!」「ハキがない!」等、誰しも言われた事があると思います。しかし「何故だすのか!」という所が理解されていないと、一瞬声はでても持続力がなく、一発の打ち上げ花火になってしまうのです。次ぎに【ダッシュ】【全力疾走】を掲げていますが、野球で歩いて行うプレイはありません。常にどこに飛んでくるかわからないボールをキャッチ、あるいは追い掛けていく訳ですから、常日頃から機敏に動ける感性と体作りをしないと駄目なのです。
また、道具を大切にする!というのは一流プレイヤーの条件だと思います。自分の分身としてのグラブ・スパイク・バット等、道具がなければ野球は出来ないのです。そしてその道具はお父さんやお母さんが、汗水流して働いて稼いだお金で買ってもらっている事を忘れないで欲しいのです。生徒達への愛情の賜なのです。そんな話をしながら来年三月までの予定を説明して、ランニングからのアップ・キャッチボール・トス・球回し・内外野にてのノック・フリーバッティング・ダウンと、一通りの練習をしました。バッティングでは「いてぇ~」とかの声も上がり、硬式は芯でとらえないと手がしびれる事を体感した生徒も多かった様です。我々スタッフも熱く接し、生徒達の為に全球入魂で挑みます。