小樽北照高校、南・北海道大会優勝おめでとうございます!!



今日は朝早くから近所の高校野球ファンの元・お寿司屋さんのマスターを乗せて
札幌円山球場に走りました。

夏の甲子園第100回記念大会の南・北海道大会の決勝戦は小樽北照高校が
駒大苫小牧高校を破り、5年振り4回目の夏の甲子園出場を決めました。

強豪同士の戦いであり、日曜日という事もあって内野席は満席となり、
外野芝生席も開放していました。

初回にお互いが無死三塁や一死二、三塁のチャンスがありましたが得点にならず、
両チーム重たい入りとなりましたが、先制点・追加点と北照が5点を入れてワンサイドに
なりかけたところで駒大苫小牧の5番バッター川口君がツーランホームランで3点差に!

整地の後に北照が1点、6点と加点し、7回が終わって12-2と大きくリードしました。
今日の原田君の出来からすると充分過ぎる程の点数となり、終わってみれば15-2の
大味なゲームとなりました。
エースの好投を守りもゲッツーや好守備で盛り上げました。

バッティングの方も4番岡崎君のレフト上段へのホームランなどを含むサイクルヒットも出て、
合計18本のヒットを打ち北照の強さを感じたゲームでした。

今大会の前評判をまとめてみると、春の選抜に出場した駒大苫小牧、春の全道大会に
優勝した札幌第一、同準優勝した札幌日大、夏の四連覇を目指す北海の4チームの
名前をよく耳にしました。

しかし、北照高校は初戦の好投手を擁する知内高校に2-1の僅差で勝利すると、
二回戦を札幌第一に4-2で勝ち、昨日の準決勝では札幌日大に6-2で勝利し、
勢いを持って今日の決勝戦に挑んだと思います。

打っては試合毎に得点がアップし、今日の猛打炸裂になったと思います。
エース原田君は四試合全て一人で投げ抜く完投勝利でした。
失点も2点以下と完璧に封じ込んだと思います。

北照高校・上林監督が、この決勝戦にかける意気込みを感じたシーンは、
15-2で迎えた9回の表にランナー1塁の場面で、8番バッターのピッチャー原田君に
送りバントではなく、打たせた場面です。

また、ベンチ入りのメンバー18人中、17人が三年生であること・・・。
三年生の底力、結束力、この大会にかける気持が伝わって来ました。

優勝を決めたあとの監督へのインタビューでも、『生徒が良く頑張った!』と、
心の底から生徒達の事を讃えていました。
そういう思いというのは生徒達にも伝わっていると思います。

本当におめでとうございます。


8月5日・日曜日から甲子園はスタートします。
伝統ある北照野球で頑張ってください!!