今日も天気は快晴で、上空は雲一つ無い十勝晴れの野球日和でした。
高校野球の十勝一を決める代表決定戦は、帯広大谷が白樺学園を3-1で破り、
今月27日から札幌円山球場で行われる全道大会への出場を決めました。
大谷の二年生サウスポー木島君が強打の白樺打線を散発4安打に抑える力投!
クリーンアップから6三振を含む13奪三振と完璧なピッチングでした。
攻撃面も長打はありませんでしたが、全て短打の11本を打ちました。
白樺の好投手をコンパクトなスイングで繋ぐ野球で塁上を賑わせました。
ジャンケンで勝った白樺学園が先行を取り、得意の先制パンチを狙いましたが、
初回のトップバッターがヒットで出塁し、犠打でワンアウト二塁の形を作りましたが
三番・四番が三振に倒れチャンスを逃しました。
その裏、大谷のトップバッターがエラーで出塁し、強打に出てツーアウト二塁から
五番の今野君がタイムリーヒットを打って大谷が先制!!
三回の裏には大谷の三番・四番の連続ヒットでノーアウト一、二塁。
五番の今野君の犠打がピッチャーの悪送球を誘い追加点。
六番の梶君がスクイズを決めて三点目。
この辺から、幾度と無く白樺らしくないミスが出て流れは大谷へ!!
序盤で三点をもらった木島君は伸び伸びとしたピッチングで四者連続三振などで、
五回を終わって散発二安打の9奪三振と白樺打線を完璧に抑えます。
整地後の中盤~終盤にかけても木島君はマイペースで投げ続けました。
白樺打線は二巡目、三巡目になっても凡打の山を築き、バットが空を切ります。
しかし、7回裏のノーアウト満塁のピンチを先発した工藤君は後続を打ち取り
0点に押さえ味方の援護を待ちましたが、最終回の1点を返すのが精一杯でした。
大谷はロースコアでの試合展開をして少ないチャンスをものにしたい!
というイメージ通りの勝利だったかと思います。
逆に白樺学園は、強打が故の強打となり、修正が出来ずに打線が沈黙でした。
鉄壁だった守備も点に絡む失策で白樺らしさを欠くゲーム展開でした。
今日の試合は高校野球の面白さ、怖さを改めて見た様な気がします。
野球はピッチャー、キャッチャーを始めとする守りが重要だと再認識しました。
【守備からリズムを作って!】という言葉を良く耳にします。
それがあっての打撃!という事なんでしょうね。そして、走塁などの機動力・・・。
色々と整備したい事はあると思いますが、夏の支部予選まで五週間になりました。
『あと五週間しかない!なのか、まだ五週間もある!』なのか・・・・・。
同じ五週間であります。 最後の夏は直ぐに来ます!
令和初のチャンピオン、帯広大谷高校おめでとうございます!!
全道大会は南・北海道のチームと真剣勝負が出来るチャンスです。
夏の甲子園のバロメーターにもなると思います。
十勝代表として頑張って来て下さい!!