今日の土曜日は、あちらこちらで練習試合が頻繁に行われた様です。秋の新人戦も来週から始まるので今日と明日は練習試合のピークになるでしょうね!
士幌高校の熱血監督がジョージア微糖を持って来店してくれました。練習試合で「6-9で負けたよ!でも、無失策だったよ!」と・・・きっと夏休みは今まで以上の練習や心構えで頑張ったのでしょうね!あと一歩ですね・・・点数なんて「約分したら2-3だから、1点差ですよね!?」ほんと、奇跡が起きますよ!!来週26日が抽選で9月6日にスタートです!
午後からは、現中学三年生のオンパレードでした。十勝支部中体連優勝投手水上君と遊撃手拳ちゃんが来店しました。拳ちゃんは先日久保田スラッガーの硬式用を購入してくれて、今日は水上君が【SSKプロブレイン】を購入してくれました。プロブレインは、北北海道地区では【年中野球】のみの特約商品でして、チャンピオンにふさわしいレッドオレンジ投手用を迷った末に決めました!二人とも【ベースボールスクール】を希望しているとの事なので楽しみです。q(^-^q)
秋のチャンピオン下音更中学の岡田捕手と宮原遊撃手は硬式用【HSW】の湯揉み型付けが約束通りに仕上がったので取りにきました。宮原君のお父さんは、「毎日遅くまでご苦労様です。これ飲んで頑張ってくださいね!」と、栄養ドリンクを箱で差し入れしてくれました。本当にありがたいです!!お祖父さんも一緒に来られまして、野球の話で盛り上がりました。『たかが野球、されど野球』のエッセイを書かれる程の文才のある方です。私も読んで感動したので、少しだけ紹介させて頂きます。
『このところ野球に入れ込んでいる。と言っても観戦だけなのだが、野球が面白い。近年、野球人気が落ちているというが、私の場合は孫に男の子が生まれてすぐに小さなグローブとボールを持たせてキャッチボールの相手をして、小学校に入っての野球少年団のころの観戦からグランド通いが始まった。・・・中略・・・
私たちの少年時代のころの昭和十年代は戦時中でもあり、当然のように軍国少年に育ち、戦争が終わってからは一転してボールを追う日々に明け暮れる野球少年に変身した。そして私が中一のときの昭和二十三年、新制中学校として初めて開かれた第一回十勝大会で輝く初代優勝校となった。・・・中略・・・
ところで、滝川での全道大会での開会式でのことであるが、主催者あいさつに立ったのが旧知の佐藤俊悦氏だったので、失礼ながらびっくりしたのであった。佐藤氏とは若いころ、高校野球や職場野球で共に戦い覇を競い合った仲であった。十勝の職場野球では当時の四強と目されたチームで競い共に認め合う存在でもあった。・・・中略・・・
高校時代に私と三・遊間を組んだ三浦公一氏は今なお、半世紀を超えても野球界に身を置き野球を楽しんでいるひとりである。現在、還暦野球帯広シニアスターズの監督兼選手、そして北海道還暦野球連盟の事務局長としても尽力しているが、「この歳になっても・・・」と、わが身に引き比べ感心するばかりである。・・・中略・・・
それにしても、最近の私たちの最大のビッグニュースは、OB仲間の瀬戸武氏が札幌ドーム初の民間人社長に就任したという快事であろう。このときは帯広でOB仲間が集まり激励会を開き、遠方から駆けつけた何十年ぶりかで再会した懐かしい球友もいたが、瞬時に若き日の気持ちに還って旧交を暖め合う場となった。瀬戸氏との縁とOB同士のきずながあってのものであった。・・・中略・・・
顧みると高校球児としての私たちの時代は、甲子園への夢は遠かったとはいえ汗と涙を流し、ひたむきに白球を追いかけた青春の日々があった。そして野球を通じての多くの出会いがあったことが、われらが人生にとっての財産のひとつになっていることは間違いない。そうしたことが今も野球を語り、元気をもらい、人生の余韻を楽しめることにつながっているのか、と思うのである。・・・中略・・・
たかが野球、されど野球である。』
・・・と言う、深みのある素晴らしいエッセイでした・・・私の親父は昭和十一年の三月生まれで帯広三条を出たのですが、同じ頃に青春時代を過ごしたんだろうな~と、既に三十年以上も前に他界した親父の事を思いだしながら読ませて頂きました。ありがとうございます。
夕方には大樹中学の生徒が見え、久保田スラッガーの硬式用を購入して頂きました。ピッチャー田中君が玉澤のグローブを使用している以外はmizunoオンリーのチームとの事で、当店の取り扱いブランドにビックリしていた様ですが、久保田式湯揉み型付けもお願いしたいとの事で預かりました。
夜には花の三八会永谷氏が焼きそばの差し入れで登場です。さすが、親子二代に渡ってのお付き合いをさせて頂いている友達ですから、腹が減ってるのを察してくれたのでしょうね。(~o~)感謝です!
さて、今日は新しいグローブのラベルが出来上がりました。最近はカラーバリエーションも増え、【HSW】のラベルに交換してほしい!と言うお客様も増えてきまして、アイスホッケーのグローブにまで付けてほしい!なんて話しも出てきています。(^_^;)
久保田のグラブ写真ですが、小さい方は、先日石狩市から来店されたお客様が六歳の息子さんに買って上げるものです。このグローブも久保田式湯揉み型付けをします。一度グローブをばらし、芯を削る等の加工をします。小さい子供さん用だから、ちゃんと加工して上げないと駄目だと考えます。簡単にボールを取れる様にしてあげるのです。そして、野球が楽しい事を伝えて上げるのです。今宵も黒子に徹し、黙々と頑張ります。栄養ドリンク飲もうっと。o(^-^o)(o^-^)o