帯農・帯北・大谷 おめでとうございます!!



今日は最高気温が19℃の中、高校野球の三つのブロックの代表決定戦が
帯広の森野球場にて行われました。

今大会はシード校が順調に勝ちあがり、本日の決勝戦を迎えました。
嬉しかったのは、6校全てが全校応援だった事です。

Aブロックは第三シード通しの対決で、十勝で古い歴史のある三条VS帯農でした。
お互いが三年生エースの投げ合いでしたが、帯農が四回表にヒットと二つの四球で満塁とし、
八番の二年生井村君が左中間へ走者一掃のタイムリーツーベースで三点を先制しました。
その後、三条が一点を返しますが、八回表に好投している帯農エース葛巻君が、
二死二塁の場面で右中間へタイムリーヒットを打ち追加点を入れ勝負を決めました。

帯農は2012年の帯広開催以来、七年振り15回目の北大会出場を決めました。
心よりおめでとうございます。




第二試合は帯北VS白樺でした。
六年連続19回目の北・北海道大会を目指す白樺学園は、色々なサイトに
『今年の北・北海道の最有力候補!』とささやかれておりました。

私も、初戦の江陵高校の試合の解説をした時に見た感想は、
『春より三倍打撃が向上している!』でした。
更に、全道各地と東京からもポテンシャルの高い選手が学年に
毎年20名くらいづつは入部しているので、選手層の厚さもあり
断然白樺有利と思ってました・・・。

しかし、蓋を開けてみると、帯北のエース森君が力投し、
白樺の強力打線を五回まで一安打無得点に抑えます。
逆に帯北は白樺のエラーをきっかけに五回表に一点を先制します。

白樺は、整地後の六回裏と七回裏にはノーアウトからランナーが出て、
チャンスを作るが得点にならず!
特に七回裏はワンアウト二、三塁の場面で初球スクイズを試みるが
帯北の森君がダッシュ一番で、グラブトスしてタッチアウトとなり同点ならず!

そして、最終回の9回裏にワンアウトよりエラーで出塁したランナーを
センターへのヒットと、ランナーの好走塁で同点に追いつくが逆転はならず延長戦へ!

延長11回表、ラストバッターの二年生仲村君がヒットで出塁すると、トップバッターの
下平君が死球で出てノーアウト一、二塁。
二番に上がった廣井君が送りバントを決めて二、三塁に!

強攻策でいき、ファウルなどで粘ったツーストライク・ワンボールから
三番のキャプテン福永君が【スクイズ】を決めて、結果この一点が決勝点となりました。

帯北は16年振り17回目の北大会出場を決めました!
心よりおめでとうございます。





第三試合は緑陽VS大谷の試合でした。
大谷は去年の秋に新チームを結成以来、十勝支部では負けしらずです。

緑陽は三年生が二名で、他は二年生と一年生の若いチームです!
結果は繰り出す三人のピッチャーより8点をとった大谷が三年連続7回目の
北大会を決めました。

心よりおめでとうございます。

北大会は7月13日【土】~19日【金】まで、旭川スタルヒン球場にて開催されます。

甲子園の最終関門であります。
出場16校ですので4回勝てば甲子園です!!


今回も解説という大役をOCTV様より拝命されました。
【球児の一球入魂を一声入魂で伝えます!】というキャッチフレーズで
一週間顔晴ってきました。

お陰様で、『聞きやすかった!』『わかりやすく解説してくれてありがとうございます!』
『熱い解説をありがとうございます。』『臨場感溢れる解説良かったです!』

また、たくさんの差し入れが球場や店に届きました事を
本当に有り難く感謝申し上げます。

※期間中は店を閉める事が多く、ご来店を頂いたお客様や、
  私の時間に合わせて頂いた事を重ねて御礼申し上げます。