決勝戦

日曜日の今日は、全道の各地で高校野球の代表決定戦が行われたり、少年野球のビッグタイトルのマック杯の各ブロック準決勝まで行われた様です。


春の高校野球の十勝支部代表決定戦は白樺学園vs帯広大谷でしたが、実は去年の春の大会と同じカードでした。(8-3で白樺の勝利)
そして、昨年の秋の大会・新人戦の準決勝でも対戦しました。(8-1で白樺の勝利)


お互いに私学で甲子園経験もある強豪同士です。白樺学園がジグザグに左打者5人を揃える打線に対し、帯広大谷は一番~四番まで左を並べ、更に二人の左打者がいる強力打線です。
白樺はエース牧野君がこの大会初先発をしました。大谷もエース佐々木君が休養を充分とっての先発でした。

先取点は白樺がとりましたが、大谷は序盤に逆転。中盤に中押ししリードを三点差に広げますが、白樺も二点を返し一気に流れを引き寄せます。しかし、大谷のエース佐々木君が七回まで三失点に抑える好投。八回、九回を二年生の左腕渡辺君が無失点に押さえて大谷が4-3で白樺を破り春の大会初優勝を決めました。


大谷の打線はキーマンである一番の中山君、三番石田君、四番の宇野君がそれぞれ打点付きのマルチヒット。更に、六番渡辺君、八番油井君の左バッターも二本づつのヒットを打ち、白樺の絶対的エース牧野君を攻略しました。

白樺は先取点をとり、ほぼ毎回の様にランナーを出すも、要所を大谷の堅実な守備に抑えられました。八安打を打ちましたが散発となり、得意の猛打炸裂とはいかなかったです。しかし、夏の支部予選(6月25日開幕)まで約一ヶ月あるので、自分のグランドでゆっくり調整できるので、北の王者としての再燃を願います。


春は終わりましたが、既に夏に向けて多くのチームはスタートを始めました。写真のエルボーやフットガード、アイシング等が夏に向けて動き始めました。
長い夏になるか、短い夏になるかは、これから次第です。後悔のない様頑張って欲しいです。